漫画

みつどもえ 211卵性 親切な海江田さん

あらすじ 矢部っちから「キミらってなんだかんだで仲いいよね」と突っ込まれるほどに仲の良いみつばとチーム杉崎。否定するみっちゃんに被せるように「女同士に友情なんてないのよ」と発言するのは海江田先生。仲の良かった同級生が結婚して、独身の海江田先…

みつどもえ 210卵性 汗が降り注ぐ丘

今回は何より扉の「単行本1〜10巻が全巻大重版中よ!!」と言う言葉に心温まりました。そんなに売れているのか。アニメ効果も大きいのかな。 あらすじ 6-3はマラソン大会です。運動が苦手な三女さんと吉岡さんはあえぎながらコースを走っています。とそこに…

みつどもえ 209卵性 けいしょう!

「雌豚の尻が雌豚なばっかりに」というフレーズを思いつける桜井先生の脳の中はどうなっているのでしょうか。「胸の谷間なんて便所以外の何物でもないよ」以来の明言と言えるかも知れません。 あらすじ 千葉氏の「秘技*1」公開にわくわくする田渕としんちゃ…

みつどもえ 208卵性 死刑台のヘルスメーター

みっちゃんのかわいらしさが存分に発揮された回でした あらすじ 6年3組は身体測定。体重を気にするみつばはなかなか体重計に乗ろうとしない。養護教師の栗山先生とばたばたしているうちに、みつばは計る気をなくし、身体測定をエスケープする。困り切る栗山…

月刊サイタマニア入手計画

大したことではないんだけど、ニッチな需要があるのかも知れないので、メモ代わりに。 1.発端みつどもえ公式twitterを見ていると、こんな記事。 埼玉新聞9月26日(日)号のサイタマニアに、高垣さん・明坂さん・戸松さんのインタビューが掲載されます。何…

みつどもえ 207卵性 裏切りはあたしの名前を知っている

宮下ファンにとっては歓喜な回であり,不憫な回でもあり,様々な感情がない交ぜになった回でしたが、最終的な印象は「宮下さん最高!」という事になりますね.あと,髪型のせいかふたばが妙にかわいかった.吉岡さんの眉毛は心なしかほそめですねえ. あらす…

みつどもえ 206卵性 ほんとにあった!霊媒小生

なんでここまで密度が濃いのやら.この粗筋じゃ伝わらないだろうな. あらすじ 松岡さんの怪談を,真剣に怖がるふたば.笑われたふたばは「おばけなんていない」と力説するのですが,松岡さんに聞き咎められ,実話100本ノックを課せられてしまいます.抱きつ…

みつどもえ 205卵性 青空L

アニメの方の感想も書かなければならないのだが,先に雑誌から片付けてしまおう. あらすじ 運動会個人競技の練習.みつばはおがちん,佐藤くんと組んで三人四脚の練習です.おがちんとしんちゃんという変態二人にはさまれたみっちゃんは泣きますが,あこが…

みつどもえ 7

アニメ化で興味持って,原作に手を出してみました.漫画喫茶で全巻読みましたが,とりあえず7巻から購入してみることにした次第です. ・扉絵 作者の宮なんとかさんに対する愛情をひしひしと感じるイラストに仕上がっていると思います.宮なんとかさんの魅力…

怪物王女 12

買って満足したかどうかと言われたら,満足したと答えられる作品.損は感じなかった.全体的に「その手で来たか」「こう来るか」という印象 「八岐王女」 蛇編も平和裏に解決,南久阿が仲間になるというファンにとってはこれ以上ない話.南久阿の過去の所業…

よみきりものの… たちこめるバラのかおり

よみきりものの…の新刊を購入したので、感想でも。ま、いつものいつもの竹本泉と言う印象なのですが。 「かたいふし」 体の硬い女子高生が主役のお話です。肩がおかしくなったり、背中のスジが違ってしまったり、急に足がつったり、「これ絶対作者の実体験が…

雷句先生の訴訟に対する違和感

雷句先生が訴訟を起こした原因については「原稿紛失が問題ではないんだよ」という声をよく聞く。一つには漫画家と編集者の立場の違いであり、一つには自分の好きなものを書かせては貰えないと言う事があるとの理由だそうだ。 しかし、これが本当であれば、雷…

漫画家の立場が低いのは、意外と単純な理由かも知れない

タイトルは、2年前のエントリーであるhttp://d.hatena.ne.jp/bn2islander/20060822/1156253914のセルフパロディです。 雷句先生の提訴この方、色々なところで「漫画家の立場が編集部に比べて低いのは何故だろう」的な質問が繰り返されていますが、私から見…

失踪日記でみる漫画家と編集者の関係

雷句先生と編集部絡みの対立の話でよく言われる感想が「小学館の編集はなんてひどいんだ」と言う主張なんだが、私はその主張に違和感を覚えていたのであった。良いか悪いか別として、漫画雑誌の編集者ってそんなものじゃないのと言う印象を持っていたからだ…

度胸星打ち切りは読者に責任があるんだよ

一時期のヤンサンの馬鹿編集長は林じゃないよ。 - 脳髄にアイスピック 雷句誠氏の告発問題 についてその① - どどどの日誌 度胸星打ち切りに対して、編集者批判をしておられるのだが、編集部の打ち切り判断は当然だと思う。編集部が原因なのではなく、読者が…

雷句先生が訴訟を起こした理由を考える

陳述書を読んだ時、おかしな裁判だなと思った。 しかしながら、法的な側面でみた場合、未だ漫画の原稿を「著作物」として扱われることはあっても、「美術品」として扱った前例がない。漫画の原稿の紛失については、数々の事例があるが、いずれも「美術品」と…

夕凪の街 桜の国 あらすじ編

今日という日に合わせて、感想を書いてみる。その前に一つ。この物語は確かに名作だと思う。何度も何度も、繰り返し繰り返し読んでいる。読んでいるうち、ふと一つの思いにとらわれることがある。それは、「原爆が広島に落とされなければ、夕凪の街 桜の国と…

さんさん録

ネタバレ注意。 こうの史代さんの漫画はおっかない。惹句には「男やもめで専業主夫、参さんのハートフルストーリー」とあり、確かにハートフルではあるんだけど、どこからか深い闇のようなものが漂っているような気もする。なんというのかな、人間の黒さと言…

続・さんさん録

2006-07-13 - 身辺雑記 - ardbeg1958を読んで、ようやく「2月の苦悩」で何が気まずかったのか、仙川さんが何をしにやってきたのかを理解できた。と言うか、読むまで気が付かなかった。遅いよ。 ついでに書いておこう、一巻の「二番煎じ」での、仙川さんの立…

おおきく振りかぶってを読んでみた

家でごろごろしているのもなんなので、映画を見ようと思った。Mr.&Mrs.スミスの評判がよろしいので、ちょいと見てみようかなと思ったわけだ。川崎駅へ向かい、チネチッタへ行ってみたら相も変わらず行列。時間つぶしにでもと思い、まんが喫茶に行ってみた。…

長い道、少し

108 名前:名無しんぼ@お腹いっぱい[sage] 投稿日:2005/08/03(水) 20:23:20 id:iSZyuj0Q0 よし道草話に俺も参加するかつまり、道さんは幸せだったんだよ。で、幸せであることに後ろめたさを感じていた*1 幸福そうな竹林どのの姿を見て、胸のつかえが下りた…

よみきりもの 8巻

これも、長い道と同じく、7/31に購入。いつものいつもの竹本泉としか言いようがないな。この漫画。いつもの竹本泉と断言するにはちょっと語弊があるか。私は最近の竹本泉ファンであり、初期の作品群を知らない。はじめて読んだ竹本漫画は「さよりなパラレル…

長い道

夕凪の街 桜の国で一躍有名になったこうの史代さんの最新刊。昨日買ってきて、早速読みふけりました。読後、「これなんてエロゲー」と思ったのはナイショです。カバーには 夫 カイショなし。 妻 ノー天気。そんな二人のあったかくておかしくて切なくて 心に…

失踪日記は面白い

今更だが、吾妻ひでおの失踪日記の話。これは、とても面白い。書き下ろし漫画であり、三部構成を取っている。「夜を歩く」「街を歩く」「アル中病棟」の三つである。「夜を歩く」は、著書が鬱で自殺を試みるが、失敗に終わる。そのまま、その山にホームレス…

ただただ羨ましい

朝日新聞の以下の記事を読む。辛抱が支えたヒット作 http://mytown.asahi.com/tokyo/news01.asp?c=17&kiji=58最近、「夕凪の街 桜の国」にハマっているので、ちょうどタイムリーな記事。単行本の後書きを読む限り、これは編集さんの力も大きいなと思っていた…