サッカーJ+ Vol.03

知らない雑誌の割には、内容が濃いなあと思っていたら、発行元がエンターブレイン。なるほど、かのサッカルチョの血を受け継いでいるのだろうな。ヴェルディ的には充実した内容でした。

VERDY FIELDS FOREVERと言う、ヴェルディの過去・現在・未来を取り上げた特集が8頁。戸川のインタビューが2頁。

VERDY FIELDS FOREVERの方は二部構成で、後藤勝氏の「讀賣とはなんだったのか」と言う特集が4頁。これはヴェルディの過去の話で、それなりに興味深くはあるけど、やはり昔話という思いがある。もう一つは、海江田哲朗氏の「東京ヴェルディ1969、新章へ」と言う特集がやはり4頁。これは去年と今年の話をしているわけで、今現実に息づいているヴェルディという感じがする。

一番ショックを受けた文章は、柱谷コーチの言葉。

まさに穴だらけ、隙だらけ。事前のミーティングで選手達に『こんな戦い方でいけば、5、6点は取れるよ』と説明したら、その通りでしたよ。うまいヤツはいるかもしれないけど、走れなかったり、献身的なプレーが出来なかったり、まとまりを欠いていたのが手に取るように分かった。

他にも、永井、ラモス、都並、そして田中取締役のインタビューもあるので、現在のヴェルディに興味がある人は購入しても損はしないと思う。田中取締役の言葉も転載してみよう。

チーム名と呼称、社名が混在している現状をよしとはしていません。社長の萩原も、『FC NIPPON』ってなんなの?』と言っていたくらいですから。

田中取締役は、率直なものの言い方で好感が持てる、と思う。期待しています。

戸川のインタビューに関しては、省略。