CDの輸出

http://himagine9.cocolog-nifty.com/watchdogs/2006/04/post_c589.htmlで、CDの輸出*1に関して面白い考察をされているので、少しのっかってみる。

2005年 に日本から輸出されたCDの総数量は 「2703427」。 2004年は 「3712539」。
──前年割れ!

しかも、前年比 72.8%。 話にならないでしょ、これじゃ。


総数量は確かに前年比で七割だけど、価額を見ればそうでもないね。確かに前年割れはしているけど、前年比で89.3%だ。総数量と価額がかなり乖離しているのが面白いところではある。

この総数量と価額の乖離だけど、国毎に観るとより一層興味深い。

例えば、香港は総数量は前年比で152%と大きく伸びているのに、価額を観ると92.8%。なんと前年割れしているのだ。逆にブラジルは総数量が前年比で3.1%と、とてつもなく落ち込んでいるのに、価額を観ると170%と絶好調なのである。

総数量と価額が乖離している事に関して、要素は色々とあるんだろうな。この辺り、突っ込んで調べてみると面白いかも。

*1:CDの輸出入は財務省貿易統計で簡単に分かるんだな