レアル・マドリード対東京ヴェルディ1969

http://www.yomiuri.co.jp/sports/soccer/news/20050725i514.htm

あぁ、勝っちゃったよ。銀河系最強と自称している、あのレアル・マドリード相手に。

正直、今日の試合には悲観していた。広島戦が敗戦で終わったし、中一日でレアルが相手なんだから、こりゃ日本中に醜態をさらすかなと思っていた。ただ、我がチームはご存じの通り、空気が読めないチームである。何かやらかしてくれるかも、とは思っていた。

で、勝利。あちゃぁ、やはり空気読まないチームだったのね。ヴェルディって。ま、今日のレアル相手なら順当かな。それほどレアルがひどかった。足は遅い、運動量はない、パスは繋がらない、攻撃の意図が見えない。なんだ、七月のヴェルディじゃん。

ま、結果は結果。素直に喜んでおきましょう。喜ぶのはファンの特権な訳ですので、選手達は喜んじゃ駄目ですよ。今日の結果なんて、あくまでも親善試合、オマケなんですから。間に受けて、増長されたら敵わない。気を引き締めて、キャンプに挑んで頂きましょう。

石崎さんのコメントを聞く限り、心配はなさそうだけどね。

Q:今日のレアルの出来は?
「本来に比べて1割も出来ていなかったと思う」
【 プレシーズンマッチ:東京V vs レアル・マドリードC.F.】試合後の石崎信弘監督(東京V)記者会見コメント

しかし、今日の試合、腹立たしくてたまらないことが一つ。今日の試合、ヴェルディは集中していたように見えた。これは評価しよう。ただ、この集中力、意識の高さがシーズンで観られなかったのはなぜだろう。「できない」と言うのなら何も文句はない。しかし、今日の試合を観る限り、「できない」んじゃなく「やらない」だけだろう。観客は金と時間を費やして観にきているんだ。プロなら、観客の前でベストを尽くすべきだし、ベストが尽くせないのならプロをやめるべき。

ヴェルディの選手よ、今日はよくやった。しかし、今後は今日の試合が基準となる。今日以上の試合を常に見せないと、観客は満足しないぞ。