SARVHからの手紙

そう言えば、JEITAに属さない業者の場合、補償金の流れはどうなっているのかなと疑問を持ったので、SARVHとSARAHにFAX。で、SARVHから返答が来た。

この両団体(筆者注:JEITAとJRIA)に属さない業者では、記録媒体の場合、DVDを外国から輸入する業者から補償金を支払っていただく事になりますが、輸入業者の団体もありませんので、当協会が個別に輸入業者を探し、輸入業者には著作権法上補償金支払いに関する協力義務があることを説明した上で、双方で協定を締結し、支払いに応じていただいております

むむむ。そう言うことですか。SARVHさんも苦労してますね。なお、協会と直接に補償金支払いの協定を締結した業者は約40社に上るそうで。仕事はきちんとしているわけですね。

注目すべきは以下のくだりかな。

現状を申し上げますと、製品に商品名のみ記載し、問い合わせ電話番号や販売元あるいは輸入会社名を一切載せていない製品もあります。にもかかわらず、このような製品には当協会の名称や電話番号、補償金が含まれているとの一方的な記載があり、これらの輸入元を突き止めるのがなかなか困難な状況です。しま様も転倒でこのような製品を多分ご覧になっていると存じますが、当協会と協定を締結した輸入業者には、必ず当協会や補償金に関する説明のほか、自社の問い合わせ先電話番号と会社名を明記するよう求めており、これは実行されています。

転載した意味は特にないんだけど、現場の状況がかいま見えるようでなかなか面白い。その製品の信頼度を測るバロメーターになるかもしれませんね。ただ、自社の問い合わせ先電話番号と会社名を明記というのは、考えてみれば常識的なことだよな。

ともあれ、素人に時間を割いて対応していただいてありがとうございました。個人的には好感持ちました。本当にSARVHさんには感謝します。