万博の印象

終了間際になって、万博と言うものへ行ってきた。以下、感想を順不同で。

リトアニアの売店のお姉さんが大変綺麗でした。二人いたけど、両方とも美人。ちょっとリトアニアの印象アップ。でもビール500ccが1100円ってのは高すぎるだろうと。いいなと思った琥珀の彫刻が9500円。これも高い。内心は「日本人、お金持ち」とか思っているんでしょうか。まあいいや、美人だったから。

企業ブースははなから諦めて、主に海外館を回っていたわけですが、何というか、皆さん商魂たくましいと言う感じ。どのパビリオンにも必ず売店があるものね。何というか、○○物産展の巨大な奴って感じがしましたね。もっとも、万博の本質から考えると、むしろそっちの方向の方が正しいのか。

土産物が充実していた反面、ガイドさんはいない。興味を持った国はあって、もう少し突っ込んだ話を聞いて観たいときもあったんだけど、そう言う時誰に質問すればいいのか分からなく思いました。これがちょっともったいなかったなあ。アルメニアのブランデーとか、シャルル・アズナブールにはもう少し聞いてみたかった。

海外館で面白かったのは、サウジアラビアかな。一番はじめに訪れたせいかもしれないが、サウジアラビアが農業輸出国だとか、断食明けにナツメヤシを口にするとか、アルゴリズムがアラビア由来だとは知りませんでした。八面体スクリーンの使い方もよかったし、全体的には高得点上げましょう。

グローバル・ハウスはオレンジに行きたかったんだけど、ブルーに。ソニーのLDXでしたっけ、レーザーで描くプロジェクター。いまいちでした。いや、綺麗なのは分かるんだけど、スーパーハイビジョンに比べたらやはり劣る。比べるのが悪いんだけど、万博でまで観るほどのものではありませんね。マンモスは、何というか重みを感じました。冷凍の迫力はすごいや。

企業ブースはJR東海だけ行ってみました。展示は基本的に子供向けでした。いまさら超伝導の事を説明されてもねえ。3D映像というのもいまさら感が漂っていたし。3D映像よりも、その前の7分間の映像の方が面白かったですな。第一の革新:鉄道、第二の革新:新幹線、そして第三の革新がリニアだというもの。リニアモーターカーがなぜ必要か、説得力があった。あ、アテンダントさんは皆さん美人揃いでした。

万博全体は、基本的に安普請という印象でしたが、これはこれでいいのかも知れないなと思った次第です。国威を発揚する時代は過ぎ、地に足の付いた日本を見せていこうという事なのでしょうね。安普請ではあるが、間伐材をふんだんに使うなど環境に配慮。あちこちにAEDのボックスは置かれ、車いすの方々を多く目にする。普通の電車っぽく見えるものが実はリニアモーターカーだったり、普通のバスっぽく見えるものが実は燃料電池バスだったりする。確かに、21世紀の日本を象徴するような気もしなくはないです。