我が身を省みる

はやぶさアクセス: 5thstar_管理人_日記によれば、はやぶさタッチダウンは各国の方々にとっても多大な関心事だったらしい。はやぶさは日本の探査機だけど、そんな事は関係なく、自国の探査機が成功したように喜んだのだろうな。

対して、私の話。中国の有人宇宙船が成功したとき、日本の有人宇宙船が成功したように喜んだか。いいや。正直な話、喜べなかった。中国は有人飛行の技術を手にしているのに、日本は有人飛行の技術を持っていない。中国は自ら計画を立て、ロードマップに従って着実に技術を積み重ねているのに、日本の宇宙計画は不透明なままに迷走している。「やる気になれば出来る」という声もあったが、そんなのは単なる言い訳だ。心の中が嫉妬と羨望で渦巻いていましたよ。

今になってみると、中国に対する劣等感の表れだったんだろうな。しかし、これからの世の中、そんな狭量な事ではいけないのだろう。それに、日本の宇宙計画だって捨てたものではない事をはやぶさに教えられた。後ろを向く前に、やることはあるはずだ。それを考えてみるとするか。