ランドを捨てよ、街へ出よう

タイトルのランドというのは、言うまでもなくよみうりランドの事である。そして、このエントリーでは、ヴェルディよみうりランドを捨てるべきではないかと主張する。極論であるのは承知の上である。

ランドは素晴らしい設備であることは承知している。日本でも有数の設備かも知れない。しかし、よみうりランドの施設内にあり、ヴェルディのクラブハウスもやはり周囲と隔絶されている。ヴェルディが地域密着を行う上で、この立地条件は障害になるのではないかと思う。

ヴェルディ稲城を中心としてホームタウン活動をしているという話だが、稲城市民の気持ちを考えた場合、果たしてヴェルディが身近な存在といえるのか。ヴェルディは、「よみうりランド」がホームタウンであって、稲城とは関係ない存在と思われているのではないだろうか。

ヴェルディの存在を稲城市民に対して浸透させるためには、よみうりランドから降り、街へ出なければならないと思う。しかし、現実問題としてあの恵まれた設備を捨て、稲城市内に練習場とクラブハウスを建設するのは不可能であるとも思う。では、どうするか。

そこで、妥協案を考えてみた。J2方式を取るというのはどうだろうか。つまり、チームを二つに分けて、片方はランドで、片方は稲城市内のグラウンドを借りて転々と練習するのだ。チームを分ける以外にも、週末など、日にちを決めて、稲城市内で練習すればいいのではないか。

とにかく、稲城市民にヴェルディの選手を観て貰うのだ。現状では練習場に見に来るのは大変だから、ヴェルディの方から出向くのだ。練習にこだわる必要はない。募金活動、火の用心、ありとあらゆる機会をとらえて、ヴェルディの選手を稲城市民に印象づける必要があるのではないか。

話はそれからだ。