ACL 蔚山現代 0-2

良い試合をしていただけに悔しいなあ。力負けという印象。チームとしてはあちらさんも完成していなかったようだけど、それだけに、個の力の差が出たのかなあ。ミスからの二失点だけに、余計に悔しい思いがあるのかも。

あと、連携がまだまだ不足している印象はある。今日のアナイウソンはいい仕事をしていたと思うけど、アナイウソンがボールを持ったとき、周りの選手を探している印象なんですよね。そこでタイムラグが発生して、現代にボールを奪われると言った感じ。

全般的には、良い試合をしていたとは思いますよ。チームとしての方向性は間違ってない感じ。だからこそ、熟成されてなさがぷんぷんとにおってきましたけど。やろうとしている事は分かるんだけど、連携不足、仕上がり不足、意思の疎通不足のために出来ていない感じがする。時間があればＪ１に昇格できることも問題ないとは思うんだけど、熟成までどの程度掛かるかなあ。

個人的な収穫としては、「ヴェルディはヴェルディだった」と言うことが発見かな。選手が大幅に入れ替わろうと、ラモスが監督になろうと、ボールを繋ぎたがる傾向は変わらないし、ディフェンスラインでボールを回す傾向も変わらない。去年と違うところは、気持ちが見えるようになったことですね。ボールを大事にするんだという気持ちは伝わってきたし、前線からプレスにいくようになったという印象もある。技術と精神が融合したサッカーを目指しているのでしょうかね。

ともあれ、ラモスが監督として十分な能力を持っていることは分かりました。シーズンオフに、謝罪しなくてはならないかもしれないなあ。