対柏レイソル 2-3

伝え漏れてくる柏の完成度と、ゲームを見ている限りのヴェルディの完成度から考えて、負けはある程度覚悟していた。従って、結果を見れば想定内の敗北とは言えるのだけど。

ヴェルディの出来がいささか想定外だった。つまり、よかった。選手が、他の選手を想定しながらパスしたり連携したりできるようになっていた。チームとして機能しはじめているように思った。それだけに、この敗北に関しては非常に悔しいものがある。アナイウソンが生きていたし、大野も藤田もよかった。

いい試合をしていながらなぜ敗北したのかを考えてみると、結局の所はチームの完成度かなあ。守備の完成度がまだまだだった事に尽きると思う。無駄な一失点目が、結果的には重くのしかかってしまったなあ。柏はミスらしいミスはあまりなかったし、シンプルなサッカーをしていた。退場で一人少ない中、柏を無失点に抑えるのは、現状のチーム力ではちと難しいのかなぁ。あと、退場して混乱している時に、選手交代のカードを切った石崎さんはお見事でした。フランサにだいぶ混乱させられてしまいました。

審判に関して文句は言うまい。カードを取られるようなプレーをした方が悪いのだ*1。あと、退場者を出したときの約束事が確立していない感じ。良い経験だと思って、次に繋げて下さい。

内容が良かったと思うので、落ち込んでいるわけではないけど、内容と結果がなかなか一致しないのがちと気がかり。

*1:とは言うものの、バジーリオの二枚目のカードに関しては納得できない