ブックオフの件で一言
出版社連合と大日本印刷がブックオフの株を取得した件で思ったこと。
出版界を見回してみると、出版社は旧来の、伝統的なやり方でビジネスを行っているし、ブックオフは新興のビジネスを行っている会社だと思う。
これがアメリカの場合、伝統的なやり方を行っている会社は、新興的なやり方を行っている会社に遅れを取ると言うイメージがある。アメリカであれば、出版社はブックオフに遅れを取り、古いやり方は新しいやり方に道を譲る、と言う事になるだろう。
しかし、日本の場合、旧来の会社が強かで、はかりごとに優れており、寝技を駆使して事に及ぶ。今回のことを見ても分かるとおり、新興の会社を食い物にするのである。新しいやり方は古いやり方に遅れを取るのである。
出版社連合や大日本印刷の手口は、時代劇の越後屋や本多正信を彷彿とさせる。そんなやり方は決して嫌いではない。
とまあ、いい加減な感想を書いてみた。