みつどもえ 4話 「乳と白パンツと小生」


面白かったけど,感想どう書けば良いんだろう.おっぱいとかパンツとか連呼されているのですが,嫌らしさが皆無という不思議なアニメと言う事だけは確かのようです.今回は全体的にはみつば回と言えるでしょう.


・OP
じわじわ来ました.「私は誰でしょう」から「楽しんで毎日大きくなれば遊べないの」あたりの流れが気に入ってます.あと,みっちゃんがどんぶり飯を食べるときのお腹が,すごいことになってますね.あと,作画枚数を増やさない工夫が見られるのが面白い所です.


・Aパート
クラスで矢部っちの写生をする話.ふたばのおっぱいの絵はどうでも良いのです.一人だけまじめに矢部っちを書いているのに,絵が下手なために「三つ子ども,ちゃんと僕を書いてよ」と怒られるみつばさんに共感を抱いてしまいました.みつばさんは他にも,ふたばの髪の毛で悶える際の表情とか,おっぱいの絵を見られて恥ずかしがるふたばに対して「まだガキね,見られる悦びを知らないなんて」という際の表情がいやらしくて素敵でした.と言うかお前何歳だよ.


・Bパート
ふたばの怪力により,みっちゃんの筆入れが破壊されるお話.みっちゃんの意外な一面が描写されたお話ですね.入学の際にパパから買ってもらった筆入れを大切に使っている物持ちの良さ,ふたばを心配してプリンを取っておいてやる優しさ,ふたばが胴着で作った筆入れを受け取る優しさ.いちいち照れているのがまたかわいいんだ.照れ隠しに頭を踏んづけるのはいかがなものかと思いますが,お姉さんお姉さんしているのがほほえましいです.ふたばもまんざらでは無さそうだし.


・Cパート
優等生の佐藤くんが大変な事になるお話.女の子の部屋に入った男の子は,部屋を漁ったり,においをかいだりしたいものなのでしょうか.私にはよく分からない世界ですが.タンスから転げたパンツは不可抗力としても,タンスにしまわずに,パンツでリフティングするというのは明らかに変な行為だと思います.千葉氏と佐藤くんでパンツを蹴り合いながらキャッキャウフフしているのは明らかに異常なのですが,これが自然に思えてしまうのがみつどもえみつどもえたる所以でしょう.いろいろあって,最終的には佐藤くんがパンツを変態仮面のごとくかぶってしまうわけですが,はぁはぁ息を荒げたり,目が充血してしまっている以上,これはさすがに言い訳の余地はないですね.佐藤くんや千葉氏に文句を付けたり「バカふたば」と言っているみっちゃんは凛々しかったです.どうもこのアニメ,原作に比べるとみっちゃんの凛々しさが増量されているようです.


・Dパート
先の話でめでたく変態・パンツ泥棒の烙印を押されてしまった佐藤くんですが,さらに泥沼に陥ってしまうお話です.千葉氏にそそのかされたふたばにより,みっちゃんのパンツが机の中,下駄箱にぎゅうぎゅうに押し込まれ,あたかもいじめに遭ってしまったかのようです.最終的には,スパッツの上からパンツを履いたふたばに泣かれ,パンツを脱がしている所をみっちゃんに見つかってしまうわけですが,何を書いているのか自分でも分からなくなってきました.言い訳ぐらいは聞いてやろうとしたみっちゃんの冷静さに感心しましたが,あのシーンを目撃しては変態扱いせざるを得ないですね.