みつどもえ 206卵性 ほんとにあった!霊媒小生

なんでここまで密度が濃いのやら.この粗筋じゃ伝わらないだろうな.


あらすじ

松岡さんの怪談を,真剣に怖がるふたば.笑われたふたばは「おばけなんていない」と力説するのですが,松岡さんに聞き咎められ,実話100本ノックを課せられてしまいます.抱きつくものを探したふたば.人体模型に抱きつきますが,粉々になってしまいます.松岡さんは「宿っていた霊が解き放たれた」と言いだし,ふたばはそれを真に受けてしまいます.とりつかれたと勘違いしたふたばは破壊行動を行うのですが,ひとはから授けられた経文を松岡さんが唱えることで,浄化に成功したのでした.

1.松岡さんかわいい

一応はふたば回なんでしょうが,松岡さん回と言わざるを得ないです.松岡さんと言えばオカルトと女の子らしさのギャップが魅力な訳ですが,ここ最近ののりお先生はオカルトと女の子らしさの融合を目指しているようです.今回の話ではテンション高く快活に怪談を話すわけですが,これが恋話だったらさぞもてるんだろうなあと.「大ケガしたんだって(はぁと)」とか「それ以来音信不通なの(はぁと)」と言われた日には百年の恋も醒めてしまうでしょうが.


あと,人体模型を見たときの「ひゃっ」という恐がり方もかわいかったし,怖がった様子を宮下さんに突っ込まれ,照れ隠しの「ぷんぷん」もかわいかったです.ひとはから授けられたふたば用経文*1を照れながら読んでいる姿もかわいかった.


かわいいかわいいばかり言っていて芸がないんですが,「松岡さんかわいい」に終始した回だと思いました.



2.宮下さん冷静だな

突っ込み担当だけあって冷静な宮下さんですが,今回の話はいつにも増して冷静だなと.なんというか,他のメンバーとは違って,ちょっと高いところから物事を把握しているという感じです.今回の話の表を松岡さん祭とするのであれば,裏は宮下さん突っ込み祭と言っても良いかもしれません.


そして,今回驚いたのは,宮下さんが空気を読んでいるところ.おばけにとりつかれたふたばを見かねて「あっ ほら おばけにもいろいろいるだろ」「Gカップのセクシーおばけとか」と顔を赤くしながら言うシーンがありましたが,これを見ると,普段「うざい」とか「空気が読めない」扱いされているのはなんだろうと思いました.もしかすると,空気を読もうと思えば読めるのに,その気がないだけかも知れません.なおさらたちが悪いですね.



3.仲の良いグループ

さて,今回は松岡さんの怪談の話でしたが,そもそもこれはなんの集まりなのか気になります.松岡さんの「私にはそれしか話題ないのに」という台詞を見ると,話し手を決めてローテーションを回して「スピーチ」とか「お話し会」みたいなものを開いているという事なのでしょうか,今回は松岡さんだから怪談ですが,例えばみっちゃんとか,杉ちゃんとかが話題を持ち寄って話す会でもあるのかなあと思いました.


なんとなく,グループの中の親密さを感じてしまいます.杉ちゃんの「よく同居できたわね」とか宮下さんの「テンション高いと台無しだろ怪談は」というストレートな台詞もありますが,仲が良いからこそ言える言葉なのかも知れません.

*1:ふたばが好きなおっぱいとパパがひたすら羅列しているだけの代物