消費者金融と日本弁護士連合会

ただ、消費者金融各社の04年3月末の融資残高を、出資法の上限金利が年40・004%だった00年3月末と比べると、約1・2倍に増えている。このため、上限金利の引き下げを目指す日本弁護士連合会は、「借りられなくなる人が急増するとは考えていない」としている。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20060822i401.htm

このデータを持ち出す理由がよく分からない。金利を下げたら、融資残高が2割ほどあがった訳だ。と言うことは、金利をさらに下げると、融資残高がますます膨らむんじゃないかな。融資残高が膨らむと、単純に考えればそれだけ債務に苦しむ利用者が増える訳だ。


言い換えれば、金利上限を撤廃すれば融資残高がますます減って、結果的に債務に苦しむ方々も減るのではないかと考えられる訳だが、日本弁護士連合会の真意はどこにあるのだろう。