2007-01-01から1年間の記事一覧
基本的に例の「おふくろさん」に関してですが - あそことは別のはらっぱ。の焼き直しですが。 まず抑えておきたいのは、JASRACが利用禁止をする際、どのように発表するかです。例えば、中虎連合会*1の事件の時、JASRACは以下のようなプレスリリースを出して…
日本人は「ゆがんだ著作権意識」で洗脳されている | 音極道茶室(旧アーカイブ) 本来あるべき著作権の議論から見れば、明らかにバランスを欠いている。このアンバランスさに全く違和感を感じない日本人は、知らず知らずの内に「ゆがんだ著作権意識」に洗脳…
成田ケーブルテレビについて調べていたら、偶然見つかった。 7 被控訴人らの抗弁(5)(独占禁止法違反)について 被控訴人らは,本件使用料規程は,CS放送の同時再送信の使用料算定方式については文化庁長官の認可を受けておらず,極めて不合理な内容にな…
元文化庁著作権課長であり、現在は政策研究大学院大学の教授をしておられる、岡本薫氏の新著である。他の本と基本的には主張は変わらない。と言っても、「著作権の考え方 (岩波新書)」「日本を滅ぼす教育論議 (講談社現代新書)」「新不思議の国の学校教育―日…
タイトルは煽り。 1.JASRACは著作権の許諾を拒否することができないJASRACは著作権等管理事業法の足かせをはめられている。つまり、正当な理由がない場合、許諾を拒否出来ないという事になる。つまり、漫画家にとって愛するキャラクターが18歳未満お断り…
JASRACが著作権の集中管理を音楽以外にも広げようと言う噂が流れ、ネット界ではちょっとした騒ぎになっている。が、少々騒ぎすぎだろう。集中管理と言う表現は大げさなものであり、実際は検索から使用料の徴収まで一元管理--著作権団体が共同のシステムを構…
JASRACシリーズもこれで一応の結末となる。前回まで、JASRACは官によって「規制」されないと言う事を中心に書いてきた。特殊法人でありながら主務官庁の下にはおらず、規制緩和によって文化庁による足かせが外されたという事を見てきた。では、JASRACは野放…